市村先生を招き、施設内研修を行いました!
訪問歯科医の市村先生を講師として招き「嚥下・咀嚼・口腔ケア」についての施設内研修を毎年行い、今年で6回目になります。
お年寄りは食べることを何よりも楽しみにされています。いつまでもおいしく食べてもらうには、正しい口腔ケアの知識や技術を習得しなければなりません。また、咀嚼や嚥下についての正しい理解も必要です。
高齢になると、良く噛む事や飲み込みがうまくできなくなり、ムセる原因にもなります。食べるときの姿勢も重要で、座った時に体の傾きを直したり、足を床にしっかりつけるなど、それだけでも食べる意識が出来て、良く噛み、飲み込みも良くなります。
また、良く噛むには普段からの口腔ケアが必要です。口の中の汚れは歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎や糖尿病、動脈硬化など様々な病気を引き起こす原因になります。
市村先生は、講和や実技、映像をもとに大変分かりやすく教えてくれるため、シルトピアの口腔ケアの技術が向上し、肺炎になるお年寄りがほとんどいなくなりました。
これからも市村先生の研修で得たことを、しっかりと実行していきたいと思います。
ベッド上での正しい姿勢についても学びました。また、苦痛な姿勢を職員が体験することにより、今後のケアに活かします。